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あさイチ プレミアムトーク「松山ケンイチ」(2015年3月20日)文字起こし その1

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(井ノ原さん)
きょうの「プレミアムトーク」、ゲストは俳優の松山ケンイチさんです。どうぞ。
(有働さん)
どうぞこちらのほうへ。
(松山さん)
おはようございます。
(有)
NHK、久しぶりな感じが。
(松)
ええ、久しぶりですね、どきどきしてます。
(有)
「清盛」以来ですよね。
(松)
そうですね、はい。
(井)
あさイチ」もね、来ていただいたことありましたけど。
(松)
そのときもすごい緊張したんですけど。生放送は緊張しますね。
(有)
たくさんメッセージもいただいておりまして。「50代、八戸に住んでおりますが、こんなカッコいいあんちゃん見たことありません。青森県人の誇りです。いつまでも応援しますね」と。
(松)
ありがとうございます。
(有)
それから、「3月5日、お誕生日おめでとうございます、当日はどのようにお祝いされましたか。30代の抱負も教えてください」という、松山ケンイチさんのことが世界で一番好きなハルミさん。
(松)
そんとき、今京都で時代劇の撮影をしてて、で、祝ってもらったんですよ、夜。ナイトシーンのときに。
(井)
じゃあスタッフもいた中で。
(松)
「おめでとうございます!」って言われて、その後のシーンが僕、水をバシャとかけられるシーンだったんですよ。誕生日の日に思い切り水を頭にかけられて「うわっ、うわっ」ってなってたという。
(井)
逆に忘れないですね。
(松)
絶対忘れないですね。
(有)
ということで、30歳の松山さんに今日はいろいろとお話を伺っていきます。
(有)
松山さんから皆さんに聞いてみたいことがあれば。
(松)
今回、僕、「紅白歌合戦」を作った人の話のドラマに出演させていただいてるんですけど、第1回の「紅白音楽試合」のラジオを聞いたことがある人。
(有)
終戦直後の。
(井)
70代以上の方ですかね。
(松)
あと「紅白」の思い出とか聞いてみたいですね。
(井)
今日は時間がないので早めに送っていただきたいですね。
(有)
8時55分までの放送ですので、55分までにお送りください。
(井)
まずはこちらのVTRからご覧ください。
<VTR>
平清盛
DEATH NOTE
デトロイト・メタル・シティ
(紅白が生まれた日)
(有)
…カメレオン俳優とも呼ばれていらっしゃる松山さんの最新主演ドラマが「紅白が生まれた日」です。「紅白歌合戦」の誕生秘話を描いた作品で、終戦直後、番組作りに力を尽くしたディレクターを演じています。ところで誕生秘話といえば、俳優・松ケンは、いかにして誕生したのか。そのきっかけは…。実はこちら。大手芸能事務所が主催したオーディション。右から2番目、何か悪さをして廊下に立たされたかのようにうなだれる少年。合格しそうには見えないんですが…。なんと1万6572人の中から見事グランプリを獲得!そう、この少年こそ16歳の松ケン。当時の貴重な映像も発掘。でも、無口な青森の少年の何が審査員の心をぐぐっとつかまえちゃったんでしょうか。そんな松ケン、実は隠れV6ファン。少年の頃からずっと好きだったとか。知らなかったよね、いのっち。
(井)
知らなかったですね。なぜ隠れるって話なんですけど(笑)。というわけで、あらためましてよろしくお願いします。
(有)
よろしくお願いします。
(松)
よろしくお願いします。
(有)
すみません。冒頭、「平清盛」の説明とかを私が…。
(井)
これ、原稿がなかったんですよね。映像だけが、ズワーン、ズワーンと出てくるんだけど何の説明もないから、何だっけこれ?と。
(有)
今から読むだけ読みますか?大丈夫ですか?
(井)
いいんじゃないですかね。
(有)
平清盛を演じられて、カメレオン俳優とも呼ばれる…
(井)
カメレオンから入りましたからね、ビックリしましたけど。
(井)
今日はいくつかお題があるということなんですけども。やっぱりまずはこれから行かせていただいていいですか。
(有)
「かくれV6ファン!」「うなだれる少年」「紅白誕生秘話」「わい!牛丼!青森愛!」。全部行かせていただきたいと思いますが、それからですかねやっぱり。
(井)
どうしてこれ、どういうことなんですかね。
(松)
僕が小学校のときから、皆好きだったんですよ周りの。
(井)
ホントですか。
(松)
バスケットボールクラブに入っていたんですけど、6年生の、一番最後の送別会みたいなところで、6年生の出し物がV6の歌のダンスだったんですよ。
(井)
じゃ、踊ったことがあるってことですか。
(松)
あるんですよ、端っこですけど。真ん中じゃないですけどね。
(有)
歌は?
(松)
あれです、あの…。
♪take me take me higher
これです、これ。何で知ってんの!びっくりした。言ったことないよ誰にも。これ、やったんですよ。で、中学校に入っても、みんなもうフィーバーなんですよ。誰が好きなんだ、誰が好きなんだよ、とかって。大体女の子が言っているんですけど、隣にいた女の子が、誰が好き?と言われて、皆、なんかいろいろ言っていたんですけど、僕は三宅さんだったんですよ。
(井)
健君のことが好きだったの?
(松)
銀狼怪奇ファイル」を見たときに、面白いなあと思ったんです。
(井)
そのドラマ、俺も出てたんだけどな(笑)
(松)
井ノ原さんが一番だったんですけれども。カミセンの中では…
(井)
そうですか。健君のことが。
(松)
そうなんですよ。で、こっちに来て、共演することに…
(井)
共演したでしょ!彼も初主演映画だったんじゃないかな。
(松)
親指さがし」という映画ですね。
(井)
一人でやったの初めてじゃないかな。
(松)
それで、そのときしゃべろうかなと思ったんですけど、照れくさいなあと思って。言ってないんです。今でも言ってないですけどね。
(井)
その辺のことをメールでですね、健君に質問をしたんですけど、答えが返ってきました。ぎりぎりに返ってきました。結構前に言ったんですけど、ぎりぎりに返ってきました。ちょっといいですか。「映画で共演して仲よくなったみたいだけど、どうして?」という質問に対して、「2人とも極度の人見知り、それでいて真反対の性格だったから」。性格が違いすぎて逆に仲よくなれたっていう。
(有)
性格どう違うんですか?
(松)
どうなんですかね。結構、三宅さんは「お前は人見る目ねえよな」とか、そういうことをよく言っていたんですよ。「そんなことないですよ」とかって、言い合いになることはちょこちょこあったような気がしますね。だから、たぶん感じている部分、人に接しているときに何を大事にしているかという部分とかも、たぶん全然違うんでしょうね。だからそういうことが出てきて、僕もたぶん、「いやいや三宅さん違いますよ」とか…
(井)
言い合える…
(松)
そういう仲って、なかなか僕なかったので、今でも何かあったらやっぱり三宅さんのことを考えますし。
(井)
それはね書いてありますよ。「忘れたころに思い出したかのように連絡をくれる。ああ、覚えていてくれたんだとうれしく思う」。で、「人生の節目のときに連絡をくれる仲間」。松山さんの人生において何か大切なことがあったときは必ず連絡していましたか?
(松)
そうですね。それこそ結婚する前とか。
(井)
お子さんができたときとか、そういう時は必ず報告?
(松)
そうですね。三宅さんも別にしょっちゅう連絡をくれるわけじゃなくて、たまに大事なことをポロッと言ったりはするんですよね。
(井)
ええ、例えばどんな?
(松)
いやあ、まあ、今は言えないですけど。「へええ~」と言うような。だから、びっくりしますよね、たぶん三宅さんもびっくりすると思うんですけども、僕もしょっちゅう連絡してるわけじゃ…
(井)
急に連絡が来たら、そんな大事なことだったりするから、そうなの!みたいなことが多いと。
(井)
で、なんか先ほど隠れファンだったということを知っていたかと聞いたら、「それは知らなかった」と。
(松)
言ってないですもん。
(井)
ただ、「一緒にいるときによくジロジロ見てくるなこの人」と思っていたと。
(松)
何か危ない人みたいになってるじゃないですか。
(井)
学生時代に隣の席にいた女の子が三宅君が好きだという話をしていて、で、東京に出てきて、ご自身も気になっていた三宅君と共演するということは何か変な感じしない?
(松)
変ですよ、すごい変ですよ。なんでテレビとかで見てた、好きだった人たちが何で目の前にいるんだろうと。でも極度に緊張するということはなかったんですよね。「いるな」っていう感じはしましたけど、それでもなんか話はできたんですよね不思議と。
(井)
当時、松山さんの話は彼から聞いていました、僕も。松山っていう子がいてさ、超楽しいんだよ、よく2人でゲームするんだけど、と。
(有)
2人でゲーム?
(松)
したこともありましたね。それも面白いエピソードなんですけど、ちょっとここでは言えないんで、あとでじっくり話します。
(井)
テレビで言えないことばかり起きてますね。
(有)
追い追い8時55分までに出していただければと思います。
(つづく)